「水はしっかり飲んでいるのに、トレの後半になると力が抜けて足がつりそうになる」
夏のジムで、こんな経験はありませんか?
平日の夜9時、仕事帰りのジム。
エアコンは効いているのに、ウォームアップを終えた時点でTシャツの色が変わっている…
それくらい、夏のトレでは想像以上の汗をかいています。
実は汗と一緒に失われているのは水分だけではありません。
ナトリウムやカリウムといった電解質も、どんどん流れ出ています。
この記事では夏の筋トレを支える水分補給の考え方と、電解質のとり方を整理していきます。
汗で失うのは水だけじゃない

まずは電解質のはたらきと、水だけ補給の落とし穴を見ていきます。
電解質のはたらき
電解質とはナトリウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラルの総称です。
体内の水分バランスを保ちながら、神経の信号や筋肉の収縮を支えています。
少し難しく聞こえますが、スマホと充電ケーブルの関係に似ています。
ケーブルという通り道があっても、中を流れる電気がなければ充電は進みませんよね。
体も同じで、水という通り道だけでは信号がうまく伝わりません。
重いバーベルを挙げる瞬間の踏ん張りも、この小さな信号の積み重ねです。
水だけ補給の落とし穴
汗をかいた分だけ水をがぶ飲みすると、体内の電解質はどんどん薄まっていきます。
その結果、足がつる、力が入らない、頭がぼんやりするといったサインが出やすくなります。
スクワットの途中でふくらはぎがつった、というのは夏のジムでよく聞く話です。
本人は水分補給を頑張っているつもりなので、原因に気づきにくいのがやっかいなところですね。
ポイント
汗の量が多い日は「水+電解質」のセットで考える。
水だけで済ませないことが夏の合言葉です。
飲むタイミングと量の目安

ここではトレ前・トレ中・トレ後の飲み方を順番に整理していきます。
始める前にコップ一杯
ジムに着いたら、バーベルを握る前にコップ一杯分の水を飲んでおきましょう。
量の目安は200ml程度、小さめのグラス一杯くらいで十分です。
喉が渇いたと感じた時点で、体の水分はすでに減り始めているといわれます。
渇きを感じる前に先回りしておくと、夏トレ後半の集中力がマジで変わります。
セット間はひと口ずつ
トレ中は一気に飲むより、こまめに分けて飲むのがおすすめです。
目安は15〜20分おき、セットの区切りごとにひと口か二口。
500mlのボトルなら、1時間のトレでちょうど飲み切るくらいのペースですね。
一気飲みはお腹がタプタプになって、種目の途中で動きが重くなりがちです。
終わったあとの一本
トレ後は汗で失った分を取り戻す時間です。
着替えを済ませたら、水かスポーツドリンクをもう一本ゆっくり飲みましょう。
正直に言うと、僕もいつもきっちり量を計っているわけではありません。
ただ、目安を決めておくだけで飲み忘れはぐっと減らせます。
更衣室を出る前の一本をルーティンにすると、忘れにくくなりますよ。
飲み物と補給食の選び方

最後にスポーツドリンクの使い分けと、コンビニで買える補給食をお伝えします。
スポーツドリンクの使い分け
汗を大量にかく日は、糖分と電解質を一緒にとれるスポーツドリンクが心強い味方です。
とはいえ、すべてのトレに必要かというと、そうとも限りません。
30分程度の軽い有酸素や、涼しい時間帯の短時間トレなら水で十分な日もあります。
甘さが気になる人は、水で半分に薄めて飲むのも定番のやり方ですね。
減量中なら、カロリーゼロタイプを選ぶという手もあります。
このあたりは体質や汗の量で変わるので、正直なところ絶対の正解はありません。
自分の汗のかき方と相談しながら、少しずつ調整してみてください。
コンビニで買える味方
特別なサプリを揃えなくても、コンビニで手に入るもので十分カバーできます。
- 塩分タブレット:ポケットに入れてジムへ
- バナナ:カリウム補給の定番
- 梅干しおにぎり:塩分と糖質を一度に
- インスタントの味噌汁:帰宅後の一杯に
トレ後に塩気のあるものが妙に美味しく感じたら、それは体が欲しがっているサインともいわれます。
汗をかいた日の梅干しおにぎりがしみる、という声はジム仲間からもよく聞きます。
ひとことアドバイス
完璧な補給を目指す必要はありません。
今日のトレでひと口多く飲む、その小さな積み重ねが夏を乗り切る体を作ります。
今日からできること

夏の筋トレは飲み方を整えるだけで、後半の粘りが変わります。
難しい計算は抜きにして、まずは次の3つから始めてみましょう。
- トレ前にコップ一杯の水を飲む
- セットの区切りごとにひと口補給する
- 汗が多い日は塩分タブレットを持っていく
ひとことアドバイス
飲み方は才能もセンスも関係なく、今日から変えられる部分です。
あなたの夏トレがもっと快適になるよう応援しています。
ぜひ次のジムで、自分の飲み方を一度見直してみてください。