皆さんは、「アクアスロン」というスポーツを聞いたことがありますか?
あまり聞き馴染みのない言葉で、初めて聞く方も多いスポーツです。
私もちゃんと調べるまでは、聞いたことのなかったスポーツでした。
アクアってことは何か泳ぐ競技かな?
トライアスロンに名前が似ている気がするな?
など名前の響きから何となく想像がつくかもしれません。
そしてその予想は当たっていて、アクアスロンとはトライアスロンの派生した競技となっています。
アクアスロンとは?
まずはアクアスロンというスポーツについて確認しておきましょう!
簡単に言うと、「トライアスロンからバイク(自転車ロードレース)を除いた競技」です。
トライアスロンとは?
トライアスロンとは、水泳(スイム)、自転車(バイク)、長距離走(ラン)の3種目を連続して行う耐久レースです。通常、以下の距離で競技が行われます。
- スプリント:スイム750m / バイク20km / ラン5km
- オリンピックディスタンス(標準):スイム1.5km / バイク40km / ラン10km
- アイアンマン(長距離):スイム3.8km / バイク180km / ラン42.2km
総合タイムを競い、スムーズな種目の切り替え(トランジション)も重要な要素です。
つまり水泳(スイム)とランニング(ラン)をだけ組み合わせた、トライアスロンの入門的競技になっています。
主な特徴
- 自転車(バイク)がないため、トライアスロンより手軽に挑戦しやすい
- 競技距離は大会によって異なるが、一般的には スイム500m~1.5km + ラン5km~10km などが多い
- トランジション(種目の切り替え)はあるが、スイム → ランの一度だけ
- 海、湖、プールなどで開催される
練習したこと
シンプルにランニングと水泳を、本番の2か月ほど前から行っていました。
具体的には、ランニングは本番と同じ5kmを中心に週1〜2回ほど走っていました。
気が向いたときに倍の10km走る時もありましたが、週に3回以上走るときはなかったです。
水泳は週に1回、500m〜1km泳ぐようにしていました。
どちらも時間はあまり気にしませんでしたが、キツさを感じるように追い込んでいました。
今思うと少し練習不足感が否めませんね…
本当はもっと練習量を増やしておくべきだったと思います。
ただ本番は何とか完走はできたので、初心者の方でひとまず完走目的ならならこれくらいでも良いかもしれません!
ウェットスーツは必要?
結論から言うと、絶対に必要というわけではなかったです。
私はいろいろと調べた結果、ウェットスーツは購入して持参しましたが、なくても良かったなと思いました。
一応本番は着て参加しましたが、周りを見ると着ていない人が半分弱くらいはいた気がします。
また試着はしていましたが、実際に泳ぎながら使うのは初めてだったので、どうしても違和感が気になりました。
「浮きやすくなるが泳ぎにくくなる」
これが初心者の私がウェットスーツを着た感想です。
もちろん慣れの問題が大きいとは思いますが、私が出場した500mスイムくらいの距離なら必要なかった気がします。
反省点
大きな反省点の一つは、海でのスイムを全く練習できていなかったところです。
ですがやはり海での泳ぎは、プールで泳ぐ感覚とは全然違います。
事前に頭の中でイメージしていても
- プールにはない波
- 深い海底に対する怖さ
- (スタート時は特に)周りの人の影響
これらが私の体力を大きく削りました。
具体的には、波で押し戻されるような感じが疲労感を煽ります。
プールならあるいつでも立てるという安心感が海にはありません。
さらにスタートしてから100mくらいは密集した人のせいで、蹴られたり思うように進めなかったりします。
これらは海でスイムをしたことのなかった私にとって、少し手痛い洗礼でした。
あとは泳いでからすぐに走る練習をもっとしておいても良かったです。
これも環境によってはできない方がいるかもしれませんが、私は通っているジムでできたので、本番よりも長い距離が楽に泳いで走れるように、練習しておけば良かったです。
興味がある方へ!
さて、実際に初心者である私がアクアスロンに参加してきましたが、完走した感想は良かったとだけは言っておきます!
ですので興味のある方は、ぜひ一度まずは短い距離から参加してみることをおすすめします。
短い距離(500mスイム)くらいでしたら、ウェットスーツはマストではないと感じたので、身軽に参加できると思います。
そしてトライアスロンと違いバイクも必要ないため、水着だけあれば参加できますよ!
泳ぎが苦手な方は、海で泳ぐことに対して恐怖心があるかもしれません。
しかしたくさんのライフセーバーの方が海上で待機してくれているので、安心感があったのも事実です。
さらに泳ぐのが遅い人(私のような)に対しては、後半ほとんど横というか後ろで様子を見てくれていました。
そのため最悪溺れても助けてくれる(はず)という安心感はありましたよ。
多くのライフセーバーを準備してくれた大会運営の方には感謝です。
また競技開始前には、初心者に向けてのアドバイスや注意点も話してくれるので、未経験者にもとてもオープンな雰囲気でした。
アクアスロンに興味がある方、トライアスロンの足がかりとしたい方はぜひ、短い距離から始めてみてください!
私は次の夏には少し長めの距離に出てみようと画策中です。
興味がある方は一緒に頑張りましょう👍