大豆

筋トレに役立つサプリメント解説vol.12 美容・健康にも効果的なソイプロテイン!

筋トレに役立つサプリメント解説vol.12
美容や健康をサポート〜ソイプロテインの解説〜
今回は「ソイプロテイン」を解説・紹介します。
プロテインの種類は意外にも多く、実質的に同じ意味を持つ日本語の「タンパク質」を多く含むものは「プロテイン」としてよく商品化されています。
中でも今回解説するソイプロテインは、その名の通りソイ(=大豆)からできており、ホエイ(=乳清)とは異なった効果をもたらしてくれるため、うまく活用・使いわけできれば筋トレだけでなく、美容や健康など多方面に役立ちます。
どんな成分・効果なのか、他のプロテインとの違いはなんなのかを中心に解説してきます。

ソイプロテインとは/特徴と効果

大豆

 

ソイプロテイン(大豆プロテイン)とは、その名の通り主に大豆から抽出された植物性タンパク質です。

 

特徴
  • 植物性タンパク質

大豆を原料とした植物性タンパク質なので、動物性プロテイン(ホエイプロテインやカゼイン)とは異なり、ビーガンやベジタリアン、乳製品アレルギーを持つ人でも安心して摂取可能です。

  • 低脂肪・低カロリー

ソイプロテインは低脂肪で低カロリーのため、ダイエット中の方や健康志向の方にも向いています。

  • ゆっくりとした消化吸収

ソイプロテインはホエイプロテインに比べ、消化吸収がゆっくりです。これにより、長時間にわたって筋肉にタンパク質が供給され、筋肉の分解を防ぎ、持続的なエネルギー源としても役立ちます。

  • ホルモンバランスへの影響

大豆に含まれるイソフラボンは、特に女性のホルモンバランスを整える効果が期待されます。女性にとって健康や美容に良いとされる栄養素です。

 

H.K.
ダイエット中にも適した健康的なプロテインです!

 

効果
  • 筋肉の維持と成長

ソイプロテインはアミノ酸バランスが優れており、筋肉の修復・成長を助けます。ホエイプロテインほど速効性はありませんが、持続的にタンパク質を供給するため、筋肉の分解を防ぎ、トレーニング後のリカバリーにも有効です。

  • ダイエットサポート

ソイプロテインは低カロリー・低脂肪で、満腹感を得やすいため、ダイエット中のタンパク質摂取源として適しています。消化が緩やかなため、長時間にわたり満腹感を維持でき、過食防止にも役立ちます。

  • ホルモンバランスの改善

ソイプロテインに含まれるイソフラボンは、エストロゲンに似た働きをするため、女性のホルモンバランスの調整に役立つ可能性があります。特に更年期症状の緩和や骨密度の維持に役立つとされています。

  • 心臓の健康をサポート

ソイプロテインには、コレステロールを低下させる効果があるとされています。心臓の健康をサポートし、コレステロール値の管理に役立つ可能性があります。

  • 抗酸化作用

大豆には抗酸化作用があり、体内の酸化ストレスを軽減する効果が期待されています。これにより、体の老化や細胞のダメージを抑えるのに役立ちます。

 

H.K.
トレーニング後の回復を促進・満腹感を持続させ、低カロリーでダイエットを支援してくれます!

 

 

ホエイ・カゼインプロテインとの違い

牛乳

 

ソイプロテインホエイプロテインカゼインプロテイン
原料大豆(植物性)牛乳(動物性)牛乳(動物性)
消化吸収速度ゆっくり非常に速い非常にゆっくり
主なアミノ酸プロファイル必須アミノ酸を含むが、リジンが少ない必須アミノ酸が豊富(特にBCAAが多い)必須アミノ酸が豊富(グルタミンが多い)
おすすめのタイミング食事の代替、長時間タンパク質が必要な時トレーニング直後就寝前
アレルギー乳製品アレルギーに適応乳糖不耐症に注意乳糖不耐症に注意
カロリー・脂肪低カロリー・低脂肪低脂肪低脂肪だがホエイより少し高い
特長的な効果ホルモンバランスの調整(特に女性)筋肉の修復・成長を迅速に促進長時間のタンパク質供給、筋分解を防止

 

H.K.

ガッツリ筋トレして筋肉をつけたい人にはホエイプロテイン、女性や健康に気をつけたい人にはソイ・カゼインプロテインをおすすめします!

 

ソイプロテインのメリット・デメリット

ハンドサイン

 

ソイプロテインのメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

 

メリット
ソイプロテインは、植物由来のため、ビーガンやベジタリアンにも適したタンパク質源です。
また、動物性プロテインに比べ、コレステロールや飽和脂肪酸が少なく、動脈硬化の発症や進展のリスクを抑えることが期待できます。
必須アミノ酸を含んでおり、筋肉の成長と修復を助けるだけでなく、消化吸収が緩やかで長時間にわたってタンパク質を供給できるため、持続的な筋肉サポートが可能です。
さらに、イソフラボンを含んでいるため、女性のホルモンバランスを整える効果も期待されます。
デメリット
一方で、ソイプロテインはホエイプロテインほど速く吸収されないため、トレーニング直後の速やかな筋肉修復には向いていません
また、大豆に対するアレルギーがある人には適していません。
さらに、植物性のため、アミノ酸のバランスがやや劣る点(特にリジンが少ない)もデメリットとされることがあります。

 

 

摂取方法・量・タイミング

計り

 

ソイプロテインの摂取方法・量・タイミングをそれぞれ紹介します。

 

摂取方法
ソイプロテインは、粉末を水や植物性ミルク、ジュースなどに混ぜて飲むのが一般的です。
スムージーやシェイクに加えても良いですし、料理や焼き菓子に混ぜて使用することもできます。
1日に必要なタンパク質量は個人差がありますが、体重1kgあたり1.5〜2gのタンパク質を目安に摂取するとよいとされています。
筋トレをしている場合は、ソイプロテインから1回あたり20〜30gを摂取するのが一般的です。
タイミング
  • トレーニング後

筋肉の修復と成長を促すため、トレーニング後30分以内に摂取すると効果的です。ただし、ホエイプロテインのように即効性はありません。

  • 食事の代替

消化吸収がゆっくりで満腹感が続くため、間食や食事の代わりとして摂取すると、ダイエットや体重管理に役立ちます。

  • 就寝前

消化が緩やかで長時間にわたりタンパク質を供給するため、夜の間の筋肉分解を防ぐために就寝前の摂取もおすすめです。

 

 

注意

注意

ソイプロテインはあくまでサプリメント(栄養補助食品)です。
適切な食事管理ができた上で、補いたい・もう少し摂りたい栄養素を摂るための食品なので、メインとして頼ることがないように気をつけましょう!
また、ソイプロテインは大豆由来の成分のため、大豆にアレルギーを持っている人は摂取を避ける必要がありますので十分に注意してください。

おわりに

 

ソイプロテインの解説いかがでしたか?

代表的なプロテインはどの種類も魅力的な成分や効果があります。

腹持ちの良さから食事コントロール中の方や、血清コレステロールが気になる方に強くお勧めできます!

トレーニングやライフスタイルなど自分に合ったサプリメントを活用し、理想のボディメイクをしていきましょう!

 

H.K.
次のサプリメント解説は「オメガ3脂肪酸」を予定しています!
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