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筋トレに役立つサプリメント解説vol.13 中性脂肪を減らすオメガ3脂肪酸!

筋トレに役立つサプリメント解説vol.13
中性脂肪減少・血流改善におすすめ!
〜オメガ3脂肪酸〜
今回は「オメガ3脂肪酸」を解説します。
あまり聞き慣れない方も多いと思います。
オメガ3脂肪酸(≒フィッシュオイル)は筋肉合成効果や疲労回復効果など、直接的な筋トレに向けた効果はないものの、血管や脳の機能を向上させてくれたり、慢性的な炎症を軽減するなど、さまざまな面で体をサポートしてくれます。
この記事では、オメガ3脂肪酸の種類、主な健康効果、そして摂取方法について詳しく解説します。

オメガ3脂肪酸とは/特徴と効果

魚

オメガ3脂肪酸は、体に必要不可欠な「必須脂肪酸」の一つで、主に魚や植物油に含まれる多価不飽和脂肪酸です。

体内で作り出すことができないため、食事やサプリメントを通じて摂取する必要があります。

特徴
オメガ3脂肪酸は主に以下の3種類の成分が含まれておりそれぞれに特徴があります。
  • EPA(エイコサペンタエン酸):主に青魚に含まれ、心血管の健康や抗炎症作用をサポート。
  • DHA(ドコサヘキサエン酸):脳や神経の発達に重要で、記憶力や認知機能を向上させます。
  • ALA(αリノレン酸):植物由来で、亜麻仁油やチアシードに多く含まれ、体内で一部がEPAやDHAに変換されます。
効果
  • 心血管の健康維持血液をサラサラにし、コレステロールを低下させ、動脈硬化や高血圧を予防します
  • 脳機能の向上:記憶力や集中力を高め、認知機能の維持に貢献します。
  • 抗炎症作用:慢性的な炎症を抑え、関節炎などの症状を軽減します。
  • 目の健康:視力維持に役立ち、加齢黄斑変性症のリスクを低減します。

 

H.K.
オメガ3脂肪酸は、健康全般に幅広い効果を持つため、日常的に摂取することが推奨されます!

 

 

摂取方法・量・タイミング

オメガ3脂肪酸の摂取方法・量・タイミングをそれぞれ紹介します。

摂取方法
オメガ3脂肪酸サプリメントは、主にフィッシュオイルやアルゲオイル(植物由来のもの)などの形で提供されます。
通常、カプセルやリキッドタイプで摂取が容易です。
サプリメントの選択時には、EPADHAの含有量を確認し、純度や品質が確保されたものを選びましょう。

一般的に推奨されるオメガ3脂肪酸の1日あたりの摂取量は以下の通りです:

  • 一般成人: 500〜1,000mgのEPAとDHAの合計
  • 心血管疾患リスクのある方: 1,000〜2,000mgのEPAとDHAの合計
  • 関節痛や炎症の軽減目的: 2,000mg以上のEPAとDHAの合計

なお、ALAを含む植物由来のサプリメントを摂取する場合、体内での変換率が低いため、より高めの摂取量が必要です。

H.K.
わかりづらいと思いますが、一般的にカプセル状で1日1錠を目安にしている商品が多いので、そちらを守って摂取すればいいですよ!
タイミング

オメガ3脂肪酸は食後に摂取することが推奨されます。

特に食事に含まれる脂肪分と一緒に摂取すると吸収が促進されるため、朝食や昼食後が理想的です。

  • 食後に摂取:胃腸への負担を減らし、脂肪と一緒に摂ることで吸収率が向上します。
  • 分割摂取:1日分の摂取量を朝食後と夕食後に分けて摂取することで、安定した血中濃度を保つことができます。

注意

注意

今回紹介したオメガ3脂肪酸は食材に含まれる成分のことではなく、あくまでサプリメント(栄養補助食品)についてです。
適切な食事管理ができた上で、補いたい・もう少し摂りたい栄養素を摂るための食品なので、メインとして頼ることがないように気をつけましょう!
特に以下のことに注意が必要です。

①過剰摂取のリスク高用量(3,000mg以上)のオメガ3脂肪酸を長期間摂取すると、血液が過度にサラサラになり、出血のリスクが高まる可能性があります。手術前や出血傾向がある人は、医師に相談の上摂取量を調整することが重要です。

②品質に注意フィッシュオイルなどのオメガ3サプリメントは酸化しやすく、酸化したオメガ3は逆に健康に悪影響を及ぼします。酸化を防ぐために、サプリメントは冷暗所に保管し、開封後は早めに使い切るようにしましょう。また、酸化防止のためにビタミンEが添加されている製品を選ぶことも有効です。

③アレルギーや体質

  • 魚アレルギー: 魚由来のオメガ3サプリメントを使用する場合、魚アレルギーを持つ人は注意が必要です。アレルギーがある場合は、植物由来のオメガ3サプリメント(亜麻仁油やアルゲオイル)を選ぶのが安全です。
  • 胃腸への負担: オメガ3サプリメントが原因で胃もたれや下痢を起こすことがあります。この場合は、摂取量を減らしたり、食後に摂取するなどして対応することができます。

薬との相互作用オメガ3脂肪酸は血液をサラサラにするため、抗凝血薬(ワルファリンなど)や血栓を予防する薬を服用している人は、摂取前に医師に相談することが重要です。薬との相互作用で、過度に出血しやすくなる可能性があります。

H.K.
推奨量を守る、品質に注意、薬や体調との相互作用を確認、に注意しましょう!

 

おわりに

オメガ3脂肪酸の解説いかがでしたか?

冒頭でも触れたように、オメガ3脂肪酸には筋肉をつけるような効果はありませんが、体調面でサポートする効果がたくさんあります。

筋トレに限らず学校やお仕事も、人生は健康な身体が資本になるので、オメガ3脂肪酸やマルチビタミンなどのサプリメントは日頃から摂取すると良いでしょう!

 

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