近代三種

初心者が近代三種に出てみたら

 

去年の11月。

前々から興味があった、近代三種という競技に出場してきました。

 

こちらの大会です!

第12回近代3種日本選手権大会兼第19回JOCジュニアオリンピックカップ

 

皆さんは近代三種という競技をご存知ですか?

もしかすると近代五種という名前を聞いたことがある人はいるかもしれません。

それもそのはずオリンピック競技の一つですから

「何か聞いたことがある」

という方はいらっしゃると思います。

 

H.K.
2028年のロサンゼルスオリンピックからは、馬術の代わりにSASUKEのような障害物競争が導入されるとのことで話題になっています。
H.K.
そんな近代五種の縮小版である、近代三種に出場してきました!

 

近代三種とは?

 

近代三種とは、「水泳」「ランニング」「射撃」の3種目をこなし、その総合得点を争う複合競技です。

ランニングと射撃は、「レーザーラン」という形で一つにまとめられているため、実際は2種目に出場するような感覚でした。

 

 レーザーランとは・・・?

  • 50mランを行った後、レーザー射撃とランを3回繰り返します。
  • 射撃距離は5mで、5発命中した時点で直ちにランに移行できます。
  • 射撃制限時間は50秒とし、制限時間内に5発命中しなかった場合は、50秒経過後直ちにランに移行します。
  • 射撃姿勢は、小学生は両手撃ち、中学生以上は片手撃ちです。

※私が参加した近代三種のルールです。大会によってルールは異なる可能性があります。

 

H.K.
近代五種にはある、「フェンシング」「馬術」がないおかげで、私のような初心者にも参加しやすい内容になっています!

 

水泳の感想

 

水泳は100mの自由形でした。

25mプールを泳ぐので、クイックターンが必須でした。

(別にルール上はタッチターンでも問題はないようです。)

しかし!ここで一つ問題が、、、

それは飛び込みの練習を全くしていなかったことです😅

通っているジムで泳ぎの練習は少しだけ(週1回程度)はしていましたが、飛び込み台がなかったため、練習なしの状態で本番を迎えました。

一つ助かった点は、前に飛び込み練習の時間がもらえたことです。

一つまずかった点は、練習をしましたが本番は飛び込みを失敗し、ゴーグルが外れてしまったことです笑

飛び込んですぐに泳ぎ始めるのではなく、ゴーグルを直すタイムロスが発生してしまいました…

 

H.K.
ちなみに言っておくと、飛び込みなしで水中からスタートもできたようです。
H.K.
私の隣のレーンを泳いだ方は、審判の方に伝えて、水中スタートをしていました。
H.K.
私は謎の自信から飛び込みをして失敗しました…

 

何はともあれ泳ぎ切ることはできたので、良かったです。

まだ全ての競技が終わったわけではありませんが、すごくやり切った感がありました笑

 

レーザーランの感想

 

レーザーランは、全くの未知数で不安な気持ちが強かったです。

トラックを走ったことはあれど、レーザーピストルによる射撃は未経験です。

大会のタイムスケジュールには練習時間が記載されていましたが、どれくらい練習できるか分からず、不安な気持ちと共に会場へ移動しました。

結果的には、本番までに十分な練習をしています。

それも前の競技(小・中学生)が行われている間は、他の方と譲りながらですが、自由に練習をすることができました

最初はレーザーピストルの使い方が全く分かりませんでしたが、係の方に聞くと丁寧に教えてくれました

一つイメージと違ったことがあるとすると、ずっと撃ち続けていると腕がきつかったことです。

そりゃ腕を上げ続ける羽目になるのできついのは当たり前ですが、本番は一回の射撃で長くても50秒しかないとはいえ、なるべく早く当てないと大変だな…と感じました。

 

無事にレーザーランも終えることができましたが、最後の射撃はほとんど50秒を使い切ってどうにか当てることができました。

射撃の目標は、制限時間内(50秒以内)に5発を当て切ることだったので、どうにか達成できたことになります。

ちなみに制限時間は、的の上にあるランプが残り数秒になると点滅することで分かります。

また制限時間がきた場合は、後ろにいる係の方が教えてくれるそうです。

周りにはマイピストルを持ってきている人もいて、制限時間を超えた人はほとんどいなかったと思います。

ですので制限時間いっぱいまで使ってしまった私は、ここで周りと大きく差がついてしまいました。

 

H.K.
そもそもスタートは水泳のタイムが早い人から走り出すので、私はほとんどビリからのスタートでした。
H.K.
さらに射撃も遅いとのことで、上位の人には1周差をつけられています…

 

とはいえ、ど初心者でも本番前に練習すれば大きな問題はないと思います。

なぜならトップの人と最下位の人でも、ゴールの差は3分弱しかなかったからです。

ですから仮に全ての射撃で制限時間を使い切ってしまっても、すごく大きな差にはならないのかなと感じました。

 

やっておけば良かった練習

 

  1. 水泳の飛び込み練習
  2. 400mラン(短距離走)の練習
  3. 早く泳ぐ練習

 

H.K.
この3つがやっておけば良かった練習です。
H.K.
特に水泳の飛び込みによる時間ロスは痛かったので、練習しておけば良かったです笑

 

ランニングは、週に1回5kmくらい走って練習していましたが、ちゃんと短距離の練習もしておいた方が良かったなと感じます。

当日にならないと射撃練習ができない分、ランニングで順位を上げられるように練習しておいた方が良かったです。

 

H.K.
本番でも射撃で抜かれて、走りで抜き返すという場面がありました。
H.K.
もっと早く走れたら、時間を縮められた気がします。

 

あとは泳ぐ練習ももっとできたかなと思います。

こちらも週に1回、500mから750mくらい泳いでいただけでしたが、本番と同じ距離でクイックターンも素早くできるように練習しておくべきでした。

飛び込み練習は、私の行っていたプールではできなかったので、あきらめて水中スタートでも良かったかもしれません。

 

初心者の方へアドバイス

 

興味があるなら、ぜひ参加してみてください!

 

私は参加する数週間前から不安な気持ちがあり、当日もビクビクしながら会場に行きました。

受付の方に最初に聞いたことは

「この大会は初心者の人でも参加して大丈夫ですか?」

とびびっていたことが分かる質問をしました笑

すると

「全然大丈夫ですよー」

「何分かかっても大丈夫なので、頑張ってください!」

このように答えてもらえました。

 

そもそも私が不安だった理由の一つに、大会名に「日本選手権大会」とついていたことが挙げられます。

なのでガチ勢しかいないかと思いましたが、そうではなさそうな方もいたり子供もたくさんいたりして、少し安心しました。

一人で参加している人はあまり見受けられませんでしたが、それでも雰囲気的には参加しやすかったと思っています。

まだまだ広く普及しているとはいえない競技かもしれませんが、3種目を1日でこなすスポーツは面白かったですよ!

ぜひ興味のある方は、私のようにビビらずにエンジョイする気持ちで参加してみてください!

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